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特定の個人にメールを送信する(Mail Center / Individuals Sent)

Chihoのメールセンターには、グループ全体に送る「一括送信」の他に、特定の個人(メールアドレス)を直接指定して、個別にメールを送信する「Individuals Sent」機能があります。

これは、特定の担当者への連絡や、少人数のグループへの案内など、宛先を個別に指定したい場合に利用する機能です。「一括送信」がマス向けのマーケティングだとすれば、こちらは1対1、あるいは1対少数のきめ細やかなコミュニケーションを実現するための機能です。

1. 「Individuals Sent」機能の主な役割

この機能は、ターゲットを絞ったパーソナルなコミュニケーションを実現するために、以下の役割を担っています。

役割説明
① 直接的な宛先指定Chihoの顧客リスト(Organizations)に登録されていない相手にも、メールアドレスを直接入力して送信できます。CCやBCCにも対応しています。
② 個別・特定のコミュニケーション特定の顧客担当者へのフォローアップメールや、数名のみが関係する重要事項の連絡など、一括配信では対応しきれない、よりパーソナルなやり取りに最適です。
③ 効率的なメール作成と管理個別送信であっても、テンプレートの活用や予約送信、ファイル添付が可能です。送信履歴はすべて保存され、「いつ、誰に、何を送ったか」を後から簡単に確認できます。

2. 個別メール送信の手順

Step 1: 新規メールジョブを作成する

  1. サイドメニューの「Mail Center」から「Individuals Sent」を選択します。

  2. 画面右上の 「+New Email Job」 をクリックします。

Step 2: 配信内容を設定する

メールの宛先や内容を詳細に設定していきます。

番号項目設定内容
1Job Name管理用のジョブ名を入力します。(例:「A社B様への御礼メール」)
2To / CC / BCC送信先のメールアドレスを直接入力します。CCやBCCも追加可能です。
3Sender Name送信者として表示される名前を入力します。
4Sender Email送信元となるメールアドレスを入力します。
5Subjectメールの件名を入力します。
6Send At送信日時を指定します。未来の日時を設定すれば予約送信が可能です。
7Attachments添付したいファイルをアップロードします。
8Tags検索や分類のためのタグを設定します。
9Template事前に作成したメールテンプレートを選択します。
10Save as Draftすぐに送信せず、下書きとして保存する場合にチェックします。
11Send設定が完了したら、このボタンで送信(または予約設定)を実行します。

Step 3: 送信履歴と効果を確認する

送信後は、「Individuals Sent」の一覧画面で送信履歴や配信状況、そして相手の反応を確認できます。

一括送信と同様に、開封率やクリック率などのデータも分析可能です。これにより、個別メールの効果を測定し、コミュニケーションの改善に役立てることができます。


まとめ:「一括送信」との使い分けで、より効果的なコミュニケーションを

Chihoのメール機能は、「一括送信」と「個別送信(Individuals Sent)」を使い分けることで、顧客との関係性に応じた効果的で戦略的なコミュニケーションが可能になります。

  • 一括送信 (Batch Sent):
    • 用途: ニュースレター、キャンペーン告知、全体へのアナウンスなど
    • 対象: 特定の条件で絞り込んだ顧客グループ
  • 個別送信 (Individuals Sent):
    • 用途: 特定担当者へのフォローアップ、小規模イベントの案内、重要事項の連絡など
    • 対象: メールアドレスで直接指定した個人・小グループ

この2つの機能を適切に使い分け、顧客との関係をより深めていきましょう。